「トランプ米政権は11日、人工知能(AI)開発に欠かせない半導体や鉱物の確保に向け、多国間の枠組みをつくると発表した。日本をはじめ技術や資源を持つ5カ国とまずは組む。AI分野で激しく競合する中国の抑え込みが主眼にある」
「パックス・シリカ」は「パックス・ロマーナ」(ローマによる平和)をなぞらえた言葉である。半導体の川上から川下まで広い範囲での西側の提携を意味する。これにより中国などに頼らなくても良いサプライチェーンの構築を目指すわけだ。日本ももちろん参加するわけだが、具体的なことはこれからのようだ。
もっと重要なことは、中国に対する輸出規制が広がるということだ。その分中国とすれば自国での開発を加速するということである。世界の分断が明確となり、一触即発のようなことにならなければよいがと思う。まあ何かをやれば、得をする人と損をする人が出てくる。ゼロサムだ。私もどう戦略を立てればよいか考えなくてはならない。普通なら壁ができると、どっちの側にいるかより、両方行き来したほうが良いということに決まっているのだが。