坂口志文氏ノーベル賞

3〜4分

「 今年のノーベル生理学・医学賞の受賞者が発表され、米システム生物学研究所のメアリー・E・ブランコウ博士、坂口志文氏の3人が受賞した」

制御性T細胞を発見したのは坂口氏であるが、米システム生物学研究所のメアリー・E・ブランコウ博士は,Foxp3遺伝子が制御性T細胞に関与していることを発見したものだから、坂口氏一人でもらっても良かった。このテーマは、彼がJohns Hopkins大学に行った時に与えられたものだ。Stanford大学、Scripps研究所でそのテーマを深く検討した。結局、日本を出てアメリカに行ってからやったことだ。そういうことはこれまでもたくさんあった。日本の大学では独創的な研究を続けることが難しい。特に2004年の国立大学の法人化があげられる。それ以来、研究者一人当たりの研究費は世界16位となった。これではあるかないかの研究などできなくなった。

企業もまさに同じような道を歩いている。20世紀後半はたくさんの企業は中央研究所を持っていた。それがバブル崩壊によって消滅した。20世紀後半の技術者であった私は自由だった。どんな研究でもできた。それがいつからか、報告書を提出したり、研究費が管理されたりした。それから大企業では独創的な研究ができなくなった。日本企業は内部留保を積み増し、研究費や投資にお金を使わなくなった。経営者は短期的な利益を追い求めリスクを冒さなくなった。

高市早苗の経済政策を見ていても、短期的なことばかりで問題を根本的に解決できそうもない。内部留保に税金をかけ、研究費にした場合は無税にする、国立大学の研究費を増やすなどが必要だ。

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