食中毒である

4〜5分

西安に行って食中毒になった。病院にもいかず家で薬も飲まず寝ていた。暇だったので日本のドラマを見ていた。「トップナイフ」という2020年のドラマを最初から一気に見た。

「トップナイフ」は天才脳外科医の物語である。トップを目指す人にとって家族との係わりに自分をオーバーラップさせた。主演は天海祐希、離婚歴があり、子供は再婚した旦那の家にいる。副主演は椎名桔平、アメリカで修業した生涯独身主義の役。その他に部長の三浦友和、永山絢人、広瀬すずが出演している。設定上、天海祐希も椎名桔平も独身である。トップを目指すものにとって家族は足かせのようなものと思いながら、それでも完全に捨てきれずにいる。

その道のトップになるには、そこに集中する必要がある。家族は邪魔な存在だ。しがらみを断ち切る必要がある。それでも人は完全には断ち切ることができずに悩む。しかし一番悩むのは周りの家族の方だ。天海祐希が転がり込んできた娘に言う「あなたの人生はあなたが決める」、椎名桔平が騙されて預かった子供に「ツケで食べてもいいレストランに行っていいぞ」という言葉、情がないわけではなく情を抑え込むことがエキスパートになる道だ。天才脳外科医に才能は必要ない。不断の努力のみがそれを成し遂げることができる。

三浦友和が奥さんが脳腫瘍で入院した時に言った言葉、「自分は自分の好きなことをやっても許してくれる人を奥さんに選んだ」は、ドキッとした。私は学生時代の大失恋から、煩わしくない女性を選んだ。自分勝手なのだ。

自分のやりたいことを優先して生きることを選んだ人は孤独である。それはこの社会はそういうことを許さないようになっているからだ。私は自分から言うことはなかったが、アスペルガー症候群だと思う。記憶力はいい方だが、人の名前を覚えるのは苦手だ。ダンパー数というのがあって、友人が大体150人いるという説だが、私にはほとんど友人などいない。そういう社会性に劣るのはなぜだろうとずっと思ってきた。孤独でいることに慣れてきた。それも脳が作ってきたのだろうか?

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