石英ルツボ

2〜3分

 最近、合成シリカ粉の依頼が多い。それも石英ルツボ用だという。私は申し訳ないが、そんなものを作っても売れないと言っている。大体、ppbレベルの分析ができるところがない。極微量分析はかなり難しいのである。開発をするときには評価がきちんとできていないといけない。ICP-MSにかけて数字が出るがそれが正しいのかという検証もできないのである。そんなところで品質保証ができるはずもない。合成シリカ粉メーカーもできないし、石英ルツボメーカーもできない。もの作りが優先する中国で、本当に評価が重要だというのは受け入れられない。

 昔、自分で作ったものを分析すると出てきた値が期待と違うときは分析を疑ったものだ。分析を徹底的に検討したものだ。私は評価設備や評価方法を作るのが好きだ。そういう基準が正確であれば開発の信頼性も上がる。

 まあいい。太陽電池と違い半導体は品質管理が勝負となる。中国が追い付くのはまだ先のように感じるのだが。

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