核のゴミ問題

6〜9分

国は「再利用」を掲げていますが、現実は原発施設内に大量の”行き場のない”燃料が溜まっています。 美浜原発では73%、高浜原発では88%、大飯原発では90%と、使用済み燃料の貯蔵プールはいずれも高い使用率となっています。 このまま運び出せなければパンクする使用済み核燃料をどうすればいいのか。

青森県・六ケ所村。およそ1万人が暮らす村の中に、日本で唯一の「使用済み核燃料」を再利用するための「核燃料サイクル施設」があります。運営するのは日本原燃。「再処理工場内の使用済み核燃料プールは、各地の原発から運び込まれてきた使用済み核燃料で、ほぼ満杯の状態となっています。このうち4分の1が、関電の原発から運ばれてきたものです」 冷やし続けるための貯蔵プールは3つ。およそ3000トンの使用済み核燃料で、99%埋まっているのです。 実は、再処理工場はもともと1997年に完成し、稼働するはずでした。しかし、度重なるトラブルや地震対策の追加工事などで27回延期に。

そして、もう1つ。さらに深刻なものが保管されている場所があります。それが…処分の見通しが立たない「核のゴミ」です。「分厚い窓ガラスの奥、オレンジのフタのさらに下の地下に、高レベル放射性廃棄物が厳重に管理されています」 ここは高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」を一時的に保管する場所。 「使用済み核燃料」から、プルトニウムを取り出した後に残る「核のゴミ」。人が近づくと即死するレベルの放射線を放つため、ガラスで固め、さらに金属性の容器に閉じ込めます。 その数1830本。およそ2メートルのコンクリートの下に、9本連なるように保管されています。再処理工場が本格稼働しない中、「使用済み核燃料」をイギリスとフランスに運び再処理。その際に出た「核のゴミ」が、この場所に保管されているのです。 仮に再処理工場がフル稼働すれば、さらに年間最大1000本の「核のゴミ」が発生します。この「核のゴミ」の放射能が、人体に影響のないレベルにまで弱まるには、数万年はかかるとされていて、国は最終処分地を決めて、地下300メートルに閉じ込める計画です。

これまで六ヶ所村に入った原子力関連の交付金の総額は、756億円(2023年度まで)。村は、この交付金でおよそ33億円の文化交流施設などの、公共施設を複数建設しました。しかし、あくまで六ケ所村は最終処分地を拒否しているため、宙ぶらりんのようになっている。

誰もが解決策を持っていない。しかしこの件をそのまま放置して良いものだろうか?原子力の先進国フランスにしても同じ悩みを抱えている。以前、核のゴミはロシアに送られロシアが保管していた。この保管所はロシア中部の南の地域であり、衛星写真で見る限り野ざらしの状態で置かれている。誰も解決策を持ち合わせない原子力をこのまま使用して良いものだろうか?

話は違うが、以前私も核燃料リサイクルに関与したことがあった。使用済み核燃料を溶解して乾燥する容器に石英ガラスが使用されているのだ。すぐ量産化しますなどと言われたがもう忘れてしまった。原燃はいろんな会社から集まってできた組織で、派閥がありまともなことができるような連中ではない。おそらく政府がゴーを出さないだろうから適当にやっていこうなどと思っているに違いない。

政府はまた原子力に舵を取ったようだが、この使用済み核燃料の問題を隠している。自分の任期中は触れないようにしようなどと姑息な考えが見え隠れする。こいつらに日本を任せられるのだろうか?やはり原子力発電は止めるべきだ。やめてもほかの発電で賄える。

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