学歴主義の中国だが

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中国人の方は、有名校に入って高学歴を身につければ、よい就職ができて高い社会地位を手にすることができるという認識が強い傾向にある。実際、中国の大企業や政府機関は基本的な採用基準を大学院卒業以上と設定しており、中小企業であっても四年制大学の卒業程度の学歴が求められる。

激しい受験戦争を勝ち抜いたという意識は、自分がエリートであるという間違った考えを持つ。それが今は大学生の半数が就職できないという現実とのギャップに絶望するのだ。

私は、AQMの社長だった時に採用試験で高校程度の数学のテストをやったことがある。10個の問題で1問解けたのは一人くらいしかいなかった。大学卒?と疑ったものだ。大学に入ったとたん、それまでの勉強は忘れ遊び惚ける。しかし、エリート意識だけは残るので、使い勝手も悪い。

中国社会には歪が存在する。それは中国では敗者復活や成上がりのレールが取り外されてしまったからだ。すなわち、格差社会なのだ。格差社会は弊害が大きい。

さて、大学受験に話を戻そう。私は大学には希望する人全員が入ればいいと思う。しかし、大学は一年ごとに成績によって上位や下位大学に移籍するか退学という選考を行う。これによって大学3年や4年生は適性レベルの教育を受けることができる。大学に入ってからが勉強の勝負なのだ。そしてトップの大学に残っている者は大学院にも行く。こういう制度ができたらと思う。

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