「同床異夢」は中国の書物「陳亮‐与朱元晦書」から生まれた言葉である。「陳亮‐与朱元晦書」は南宋時代に中国の思想家「陳亮(ちんりょう)」が書き記したもので、原文「同床各做梦 周公且不能学得 何必 到孔明哉」の部分が語源だ。意味は「寝床を同じくしても別の夢を見れば、たとえ周公且であっても、お互いの考えや意見は理解できない」というものだ。
最近、とあるお客さんと話していると、意見が食い違いがあり、それがどうにも溝が埋まらないと思った。顧客は投資家である。私はこの事業を大きくしていくべきだと主張したが、彼の考え方は違い、拡大せず、この成功を基に政府から良い事業をもらおうという考えだ。
技術コンサルタントとしては、当然顧客の考えに従うべきであまり経営に深くかかわるべきでは無いというのが正解だ。同じ寝床で寝るものではない。
私はコンサルタントを通じて自分の夢を実現しようとしていた。しかし、それは間違っているのだ。我々の関係は「異床異夢」なのだ。もしそれが嫌なら自分でやればいいのだ。