中国の教授や助教授は、今でも盛んに石英の研究をしている。世界的には1950から1970年代に行われていたが、すでに研究はほとんど行われていない。中国では石英の会議が頻繁に開かれ、そこで大学の先生が講演をする。まあ聞いていてためになるということもないのだが、いろんな石英の精製をやっている会社ではかなり参考になるらしい。例えば多くの石英の精製をやっている会社では、フッ酸と塩酸の混酸で20時間や40時間エッチングをしていると聞いて驚いたが、先生たちの入り知恵らしい。中国の論文でも石英内部から不純物が溶出してくるとある。基本的に不純物が石英内部から表面に移動するなどということはない。まあ高温塩素ガス処理なら石英内部のNaやKが除去できるが、Al、CaやMgなども酸溶液に溶出すると書いてあると、眉唾物だと思う。1970年代の東芝セラミックスの特許では、900-1400度で石英粉を仮焼して表面をクリストバライトに転移させ、亀裂を作って酸処理で不純物を除くとあるが、実際にそんなことはしていない。どうも中国の大学は魑魅魍魎の世界である。その魑魅魍魎にとりつかれた会社もまたゾンビのようなものだ。