今日はお昼ご飯を食べてから長い散歩に出た。半袖だが少し汗が出たくらいで気持ち良かった。日本なら紅葉が始まる季節だ。私の生まれた山形県小国町はモミジが真っ赤に染まる。でもモミジより真っ赤になるのは漆の木だった。山漆の紅葉はモミジより赤い。
楠和クオルツ時代、オハイオのクリーブランドにいたことがある。私は一人で行くことが多かった。エリー湖のほとりのマンションに住んでいた。高い階から階下を除くとメイプルの木が美しかった。赤から黄色までの葉っぱが地上を覆うように見えた。異郷の地で一人でいると、それがあまりにも鮮やかに見え、孤独感を癒してくれた。
今いるところでは紅葉はない。でも秋の風は吹く。日本にいれば熱燗が欲しいところだ。熱燗にはおでんだ。おでんといえば大根だ。ということで今日はイカと大根のおでんを作った。まあおでんとは煮るということだから、具材は何でもよく、煮るということなのだ。口の中で溶けるような大根だったので良い。熱燗というわけにはいかず、ハイボールを飲んだ。秋は更けていく。