中東情勢

4〜6分

 イスラエルがレバノンに地上侵攻した。またイランがイスラエルにミサイル攻撃した。戦線が拡大している。今後どうなるのだろうか? イスラエルの強気は、レバノン、イランなどには親イスラエルはも多く一枚岩ではないし、イスラエルにはアメリカがいる。さらにはNATOもイスラエルを擁護するからである。本格的な戦争になれば、米軍はイラクからイランを攻撃するだろう。

 2011年の「アラブの春」においては、チュニジアではナフダ党、エジプトでは自由公正党というイスラーム政党が政変後の選挙で勝利した。歴史を振り返ってみれば、アルジェリアのイスラーム解放戦線(FIS、1991年)、イラクのイラク・イスラーム・ダアワ党(2005年)、パレスチナ自治政府ではハマース(2006年)が、それぞれ国政選挙にて勝利を収めてきた。しかし、国際社会はそれを認めず経済制裁を行ってきた。今のアフガンもそうだ。これでどうしようもなくなった政権は国民の不満を抑えるために武力を強化していく。そしてその行き着く先は敵国を設定しての戦争だ。この構図は、強国が気に入らないイスラム政権をいじめているに等しい。

 旧約聖書にはエゼキエルという終末戦争の予言がある。相手国はよくわからないが(なにせ2600年以上前に書かれたもの)、トルコやイラン、ロシアあたりである。その軍隊がイスラエルに攻め込む。結局、神がイスラエルを助けてイスラエルが勝利する。そしてすべての人類が神の前にひれ伏す。

 神は殺人に対し寛容であるという人がいる。ローマ人への手紙5章8節で、パウロはこう語っている。「私たちがまだ罪人であったとき、キリストは私たちのために死んでくださったのです。私たちがまだ罪人であったとき、キリストは私たちのために死んでくださったのです」この文章を引用しているのだと思うが、だが創世記9章6節にこう書かれている。「人間の血を流す者は、人間によってその血が流される」 あまりに戦争や犯罪で人殺しが行われた結果、パウロがキリスト教を広めるために、このように解釈したのであろう。

 戦争を行うものは確実に地獄に送られる。そう聖書やコーランに書いた方がよかった。そうであったなら戦争など行らないのではないか。

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