中国 積極財政に転換

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24日、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は、近く預金準備率を0.5%ポイント引き下げ、市中に流動性1兆人民元(約20兆4000億円)を供給すると発表した。同時に住宅担保融資の利率を0.5%ポイント引き下げるなど低迷に陥った不動産市場に対する刺激策も出した。 不動産関連の金融対策も発表した。潘総裁は、「在庫住宅の解消のため、住宅担保融資の金利を0.5%引き下げるよう誘導する」と明らかにした。また「2住宅融資の前渡金納付割合を現行25%から15%に引き下げる」として「5月人民銀行が設立した3000億人民元の保障型住宅再融資に対する中央銀行支援の割合を60%から100%に高める」とも話した。今年末で満了する営業用不動産融資の規制緩和も、2026年末までにと2年猶予し、不動産市場に流動性供給への意志を強調した。

中国の景気は悪い。失業者も多い。景気の良い産業が見当たらない。こなった原因は過大な製造能力にある。もう中国は他の先進国の真似をするだけでは需要を満たせなくなっている。この地球というブラックボックスだが、過去に非ゼロサム成長してきたのは資源を貪りつくしてきたからだ。近代資本主義になって、株式や貨幣レート、先物取引などの仮想経済を作り、非ゼロサム成長を続けてきた。しかし、中国は不動産を締め付け、株式市場も低迷、ゼロサム成長に陥ってしまった。もっと早く気付くべきだった。急成長をけん引してきたのはそういう仮想経済だということを。中国は今が底だ。これから、政策変換によって変わることを期待したい。

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