深圳 日本児童殺害で

3〜5分

 深センで日本学校に通う10歳の男児が中国人44歳によって刺殺された。多くの日本人によるコメントが寄せられている。13億人もいる中国でまともな人だけと思うのは無理すぎる。貧富の差が激しい中国で何かに自分の不満をぶつける人は多い。いや、中国だけではない。海外で暮らすのは楽ではない。

 私は日本を離れて20年。自分を守るのは自分だと思っている。日本政府や、大使館ではない。ましてや友人でも家族でもない。すべてが自己責任なのだ。しかし日本人は自己責任という言葉に拒否反応を示す。自分はルールを守ってきたのに、助けてくれないのかという最後の自己主張を言うのだ。

 それと同じように中国人の中には、政府の言うことを守ってきたのに、政府が守ってくれないのはおかしいと思う人がいる。それが高じると、不満を誰かにぶつける。対象になった人はどうしようもない。ならないためにはかかわらないことだが、偶発的なら武器を用意することだ。武器といっても、ピストルというわけではなくバットでもいい。でも海外で暮らすということはそういうことだ。

 だから奥さんや子供は連れてこないほうがいい。甘い考えを捨てた方がいい。嫌なら旦那は駐在をさせるような会社を辞めて転職すればいい。昔、日本が中国を攻めて占領した国で、日本人が大きな顔して歩いていたら、それは頭に来る人もいるだろ。駐在員は大きな会社の肩書を背負ってきているのだろうが、そんなことは通用しない。もう少し謙虚になったほうがいい。

 私を中国人はどう思っているのだろうかと考えるときがある。私は70歳になっているから、年上だ。年上は尊敬されねばならない。でも私は一緒に酒を飲み、技術を教える。より尊敬される存在だ。そして大きい体を持っている。最もいいのは中国語を離さない。日本語も話す機会がない。それはニッチな業界の話で、多くの人にとっては無の存在だ。これがいいのかもしれない。

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