本日8月24日は「愛酒の日」だ。日付は、一日一升の酒を飲むほどの”酒好き”として知られる歌人・若山牧水の誕生日にちなんでいる。
若山牧水は酒の飲みすぎで43歳という若さで亡くなった。「白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり」 若山牧水は酒豪であったようだ。しかし酒を味わって飲んでいたようだ。若山牧水は旅が好きで漂浪していた。ヘルマン・ヘッセの「クヌルブ」に似たような人生だった。心の渇きを常に覚えていたのだろうか? 口が乾いたときの一杯の水が喉に染み渡るように、若山牧水の乾いた心に酒は染み渡ったのだろう。
「晩酌は習慣になりがちで味は薄い。夜中に飲むウィスキーは心にしみる」と詠むときもあれば、「しみじみと飲むときは日本酒が良い」などとも詠んでいる。そして「世の中に楽しみは多いければ、酒無しには何の楽しみか」。今夜は若山牧水でも読みながら日本酒でも飲んでみようか。