月の引力が地震発生と深い関係があるという。月の潮汐力は、ある程度の運動を地球の地殻に引き起こせるほどの力をもっている(「地球潮汐」とよばれる現象で、地表面は1日2回、20cm程度の上下変動を繰り返している。地震が発生する地下数十kmにも影響し、断層には数十~数百ヘクトパスカルの力が数十~数百ヘクトパスカルの力が加わる)。太陽と月が一列に並ぶとき、それらによる重力の影響は結合して「大潮」を発生させる。
大潮と小さな地震のあいだの相互関係はほとんどゼロだったが、マグニチュード7~9の大地震になると、月の周期との一致が見られ始めた(過去20年間に起きた大地震(マグニチュード5.5以上)1万以上のデータを検証した結果、2004年のスマトラ沖地震や2011年の東日本大震災を含むマグニチュード8.2以上の巨大地震12例のうち9例は大潮だったという。
8月は19日から22日まで大潮である。この期間に大地震が起きればこの仮説は正しいのだろう。