年末

4〜6分

クリスマスが終わって、今年も終わりに近づいた。黄は風邪をひいて二日も寝たきりのようだ。彼によれば、今年は5回も風邪を引いたとのこと。コロナが続き、長い期間風邪をひいていないため風邪に対する免疫が無くなったようだ。私も二回風邪をひいた。私の風邪は熱も出ることはなく軽い症状で終わっている。若い人のほうが年寄りより重いというのも不思議であるが、おそらくストレスが免疫力を下げているのかもしれない。
最近、2050年には日本の人口が県別で30%も減少するという記事を読んだ。その時、何が起こるのだろう。高齢者が40%になり、高齢者一人を一人の若者が支えるというとんでもない事態に、若者は希望を持てなくなる。増税しか策がないのなら、日本を脱出するしかない。でも脱出しても日本政府から税金を取られるようになるかもしれない。国籍税だ。経済資本主義は資本家が労働者を搾取するのだが、老人資本主義は高齢者が若者を搾取する。「搾取」とは牛から牛乳を搾りだすという意味のようだが、この世界は「搾取」によって歪んだ成長をしてきた。最近、「脱成長」という言葉が注目されている。資本主義から脱成長に舵を切り、この世界を再構築するこということだが、それには国家という発想も障害となる。遠い昔、人は村という小集団を作り、その中で質素に生活をしてきた。その時代の人は幸福だったに違いない。得たものを平等に分配し、社会も単純で暮らす人は争いもしなかっただろう。私は資本主義の始まりがイギリスで起きた産業革命ではなく、大航海から始まったと思っている。グローバル化は「搾取」するためのものだったからだ。今、「脱成長」を実現するために、グローバル化からローカリゼーション化への試みがなされている。3年に渡ったコロナはローカリゼーションを促進したが、コロナが終わってまた元に戻ってしまった。コロナウィルスは我々に対する良い指針を示したのだったかもしれないのにである。
人口が減り続けている日本において、日本政府は今も新しい道を示す能力もなくなっている。本当は人口が減り続けている今こそがチャンスなのだが。私は失望している。日本にも世界にも。

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