東大 小林武信教授

2〜3分

いま日本の研究は「選択と集中」と「認知性」を重視している点が1番大きな問題だと思っています。ムダに見えるけれどトライするという余白を減らしています。それでは基礎科学の予算やマンパワーが取れません。
かつて高度成長期には、欧米が作ったプロブレムを解決する猛烈さが培われたのですが、それを自ら作る教育を怠ってきたのではないかと感じます。さらにプロブレムを作るには、多様な視点やネットワークが欠かせません。これはシニア層に期待したい点ですが、残念なことにどんないい研究をしても、定年制があり年齢が来れば研究を止めなければなりません。
今後の日本の発展を考えると、少子高齢化問題もあり、今のままでは上昇の目は1つもないかもしれません。一足飛びには問題は解決しませんが、唯一チャンスがあるとすれば、シニアの力を突破口にすることでしょうか。
この日本に余っている人材は高齢者しかいない。その高齢者は、年金をもらい、病院通い。そのうち、やる気もなくして死を待つのみとなる。鮭は強力なパワーで川を上り産卵する。そして力尽きて死ぬ。鮭の体はほかの生き物の食料となり川を豊かにする。本来地球というブラックボックスはこういうものなのだろう。これが健全なのだ。しかし今の人類はこうなってはいない。高齢者よ、もっと働け

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