アラブ首長国連邦のドバイで開かれた国連の気候変動会議(COP28)は13日、2030年までに対策を加速し「化石燃料から脱却する」ことを盛り込んだ合意文書を採択した。世界が頼ってきた化石燃料全体を減らす合意は初めてで、エネルギーの大きな転換を求める決定となった。30年までに公正で秩序ある、公平な方法で化石燃料から脱却する30年までに再生可能エネルギーの設備容量を3倍に、エネルギー効率を倍に▽温室効果ガスを35年に19年比で60%減らす――などが盛り込まれた。化石燃料の代替として初めて「原子力」が手段の一つとして挙げられた。
石油、石炭、天然ガスの使用量を減らすためには、太陽光発電、風力発電、原子力発電を伸ばすのは効率的である。車などの輸送もEV化に進むだろう。問題は鉄鋼とプラスティックだ。これは難航している。ただ鉄鉱石から電気分解により鉄と酸素を取り出す方法が開発中だ。これに期待したい。プラスティックは微生物から作る方法を強力に進めるべきである。分解しずらいプラスティックに変わり、自然の微生物から作ったものは簡単に自然の中で分解する。
それとともに、我々社会の仕組みを変える必要がある。資本主義からの脱却だ。「常に経済は成長しなくてはならない」という亡霊から解き放たれる必要がある。もっと言えば、「欲」を捨てよとまではいわないが、「足るを知る」ようにならなくてはならない。そうやって地球温暖化も徐々に解決するのではないだろうか?