大学生がクマに殺されたとのこと。この時期、山に一人で行くのは危険だ。
私が子供のころ、まだ雪が残る時期にクマ狩りがあった。まあ趣味と実益を兼ねたもので、3,4人のグループで山に入る。ウサギなどは散弾銃でいいが、クマとなるとライフル銃が必要だ。まあ今から60年も前は山にそんなに熊はいなかった。全然取れない年もあった。もちろん人里にくるなどということはなかった。まあ農家の人が趣味でやっていて、猟師(マタギ)ではなかったが、結構たくさんの人が銃を持っていた。それが高齢化したり、試験があったりして減っていき、私の知る限りライフルを持っている人は今いない。
そんな調子だから、クマも繁殖して食料が足りずに里のほうに下りてくるのだろう。私が生まれた山形県の小国町には熊祭りなどという祭りがある。そこでは熊汁がふるまわれる。私は子供のころに何度か食べたことがあるが、肉は硬くておいしくない。熊の肝は貴重な漢方薬である。肝汁の入った胆囊を乾燥させたものでものすごく苦い。この苦さで頭の熱も吹っ飛ぶのである。熊というと手の料理が中国では有名だ。ただ手の毛を抜かないといけないので手間がかかる。面倒であればバーナーで焼けばいい。これを薬味と一緒に圧力鍋で煮る。昔、圧力鍋があればおいしくなったと思うと残念だ。