谷村新司死去

3〜4分

 歌手の谷村新司さんが、病のため東京都内の病院で急逝していたことが10月16日、分かった。74歳だった。今年の3月に急性腸炎のために手術を受けて、入院しながらの治療を報告。堀内孝雄(73)、矢沢透(74)との3人組「アリス」の全国ツアーを延期して、6月30日には、年末恒例のクリスマスディナーショーなども休止すると追加発表していた。年内いっぱいの休業を決断して、治療に専念していたが、ついに帰らぬ人となってしまった。
アリスは1972年、私が高校三年生の時にデビューした。彼らは若者に絶大に支持された。私の思い出は、2002年のことだ、私が一人で遼寧省の錦州市の新世紀石英に行った時のことだ。その帰り、私は北京行きの特急列車に乗った。雨が降る冷たい日だった。一人で考え事をしていた。「なんで俺はこんなところに一人でいるのだろう」と思っていた時に、谷村新司の「昴」が流れてきた。
目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし
ああ 砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照せよ
我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
呼吸をすれば胸の中 凩は吠き続ける

自分の行く道は、いばらの道かもしれない。夢を追いかけて成功するともわからない。でも自分は自分の思った道を歩いていくしかない。その頃の自分に「昴」の歌詞を重ねていたのかもしれない。この歌は私の十八番でもある。中国のカラオケでも歌う。
早すぎる死だ。

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