鳥島付近で海底火山が噴火私鉄並みの恐れがあるという警報が出された。鳥島は東京から600km南にある直径2.7kmの無人島だ。かつてここはアホウドリの生息地であったが、八丈島出身の玉置半右衛門が明治20年に鳥島に上陸、食用、羽毛用に半年で10万羽、鳥島大噴火まで15年間で600万羽のアホウドリを乱獲した。
明治35年、鳥島が大噴火を起こし、アホウドリの捕獲に関わっていた玉置半右衛門の人足ら島民125人全員が死亡した。
アホウドリは1949年に絶滅したと言われた。しかし、偶然にも10羽が生き残っていることが確認され、それからの保護活動が実を結び、今は4500羽くらいいるそうだ。アホウドリという名前は、人を恐れず近寄ってきて殺されるということからついた。
人は欲に取りつかれるとなんでもしでかす生き物だ。