中国北京市で3月にアステラス製薬の日本人男性社員がスパイ容疑で拘束された事件で、中国当局が男性を刑事拘留したことが20日分かった。中国政府が今月中旬に入って日本側に伝えた。中国当局は正式に逮捕するかどうかを近く判断するとみられる。日中関係筋が明らかにした。拘束長期化が懸念される事態となった。
中国の場合、拘留、逮捕という流れになる。拘留に基づく身柄拘束は最長37日間、続く逮捕に基づく身柄拘束は起訴のための審査までに最長7か月まで延長することが可能だ。ということはスパイ確定ということでしょうか?
この人は製薬大手・アステラス製薬の50代の幹部社員。駐在期間を終えて帰国直前に拘束された。今まで拘束された日本人に共通するのは中国と関係が深い人だそうだ。
「業界で中国人有力者と人脈を築いていたり、政府から許認可を得るプロジェクトに携わって政権内部に深く食い込んでいたりするだけでも、スパイと疑われるリスクがあります。政府の許認可に関連する製薬分野の人物であればなおさらです。
拘束された社員は中国国内での医薬品開発、販売を担う上で相応の人脈も構築していたでしょうし、お金の流れもある程度知り得る立場にいた可能性は小さくありません。その社員が帰国するのであれば、中国情報当局者が『利用できるかもしれない』『なにか企業の機密を知っているかもしれない』と興味を持つのは不思議ではないと思います」
ベテラン社員ともなれば、アステラス製薬本社の重要データに加え、所属していた団体のメンバーの情報、中国の顧客データを持っていたはずだ。
しかし、いつでも拘束に踏み切れたはずなのに、なぜ帰国当日まで泳がせていたのか。それは、帰国のタイミングなら、キャリーケースに詰め込んだ私物に加え、重要情報の入ったパソコンやUSBメモリも一挙に押収できるからだ」
ふむ。
おとなしくしていよう