Quartz sand bubble

3〜5分

太陽電池用石英るつぼに使用される石英原料粉はバブル全盛である。ただN型インゴットに代わったせいでスペックが厳しくなったが、さらに価格の高沸を招いている。中国製のるつぼ用中間層の価格は2000~4000円/kgで売買されているが、高いものになると7000円というものある。中国には200社を超える石英粉会社があり名前のわからない会社が大半を占めるようになった。最近では100億円くらいの資金を投資家や地方政府から集めて設立した新会社が多くなってきた。もちろん良い石英粉を作るのが目的ではない。集めた金を別に投資するようなやり方をしているところが多い。バブルとはそういったものだ。ほとんどの石英原石はインドからの輸入である。しかしインドにおいては良質な原石はそれほど多くない。中国のバイヤーが価格を高沸させ、その地域はバブルに沸いている。しかし、こういうビジネスにはヤクザがつきものである。ヤクザは石英の利権を得ようと暗躍する。しかし、ヤクザは川砂利のようなローテクの場合はできるが、石英のようにスペックが厳しい業界には向いていない。新しい中国石英粉企業はこういうヤクザと組むことが多く、使用できない原石を輸入することになる。
昔の中国の石英原石もこういったヤクザが仲介をしていた。ヤクザと公安が組んでいることもあった。彼らは各種の原石を混ぜて売る。品質はばらつき、やがては中国の原石は使われなくなった。
このバブルはあと二年は続くだろう。その後は下火になるのではないだろうか。2025年はペロブスカイト太陽電池元年と言われる。おそらくペロブスカイト単独の太陽電池とシリコンとのタンデム型太陽電池の二種類が製造されるだろうが、住宅用はペロブスカイト単体となるだろう。そうなれば、石英粉の需要は減るだろう。

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