蝉の音

2〜3分

毎日暑いですが、毛皮を着ている猫や犬はもっと熱いだろうなと思う。朝から蝉の声が聞こえたと思うと朝から蝉を取っている大人がいる。きっと朝食に食べるのだろう。蝉は高タンパク質、低脂肪、ミネラルも多い。中国では羽根を取って、から揚げにして食べる。目をつぶればエビだ。蝉は幼虫でも食べる人がいる。味は濃厚なシチューの感じ。
蝉は木の葉の裏などに卵を産み、孵化すると地中へと自分で潜っていく。木の根から樹液を吸い、7年くらい過ごす。幼虫はやがて地中から這い出て脱皮し成虫になり、子孫を残す。蝉は地上では鳥などに狙われることが多いので、運良く生き延びたセミだけが子孫を残す。土の中にいる間蝉は何を考えているのだろうか?
松尾芭蕉は「やがて死ぬけしきは見えず蝉の声」と人生を詠んだ。そして句の前書きに「無常迅速」とある。「無常迅速」とは、現世の移り変わりがきわめて速いこと、そして、人の死が早く来ることの意である。蝉の声はうるさいほどだ。鳴くのはオスだけで、メスへの求愛行動だとか。オスが鳴けば、鳥や人間に気づかれて食べられてしまうかもしれない。でもオスは鳴かなければ子孫を残せない。それを不憫に思ったのか、神はより安全な地中で何年も生きるようにしたのかもしれない。

そんなことを思ったら蝉なんか食べれないよね。

WordPress.com で次のようなサイトをデザイン
始めてみよう