新型原子炉

3〜5分

 米電力大手サザンが、ジョージア州で建設を進めてきたボーグル原子力発電所3号機(出力111万7000キロ・ワット)が6月中にも営業運転を始める。1979年のスリーマイル島(TMI)原発事故後、米国で新規着工した原発の稼働は初めて。東京電力福島第一原発事故のような電源喪失時でも原子炉を自動で冷却できる「革新軽水炉」というタイプの原発だ。
米国ではTMI事故後、原発の新設が止まったが、2000年代に地球温暖化への関心の高まりなどで、発電時に温室効果ガスを出さない原子力が再評価された。ボーグル原発は、米原子力規制委員会(NRC)が12年、3、4号機の建設・運転を認可し、13年に建設が始まった。原発の新規着工はTMI事故前の1978年以来35年ぶりだった。
3号機、11月以降に稼働予定の4号機とも、原発メーカーの米ウェスチングハウス(WH)が設計した革新軽水炉「AP1000」。事故や災害で原子炉が停止しても、運転員の操作や電源なしで重力による水の落下で自動的に冷却できる。

東芝はウェスチングハウスを2006年に6000億円で買収した。ウェスチングハウスは三菱重工と組んでいたが、東芝がかっさらった形での買収であった。しかし、2017年にウェスチングハウスは破産した。その負債1.1兆円は東芝を奈落の底に落とした。ウェスチングハウスは投資会社ブルックフィールド・ビジネス・パートナーズに1円で売られた。ブルックフィールド・ビジネス・パートナーズは2022年にカメコに1兆円で売却している。
AP1000はすでに中国で4基稼働している。ここ浙江省にもある。おそらく今後も世界的に導入が進むだろう。結局、損をしたのは東芝だけだ。無能な経営者がそうさせたと言われているが。。。。

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