日本の死角

4〜6分

『日本の死角』
〈『移動できる者』と『できない者』の二極化が進んでいる。かならずしも地方から出る必要がなくなるなかで、都会に向かう者は学歴や資産、あるいは自分自身に対するある種無謀な自信を持った特殊な者に限られているのである。
問題は、そのせいで地方社会の風通しが悪くなっていることである。学歴に優れ、資産を持つ『社会的な強者』だけが抜けていく地方になお留まる人びとには、これまで以上に地元の人間関係やしきたりに従順であることが求められる。
結果として、地方では『地域カースト』とでも呼べるような上下関係が目立つようになっている。移動の機会の減少は、それまでの人間関係を変え、ちがう自分になる可能性を奪う。その結果、親の地位や子どものころからの関係がより重視される社会がつくられているのである〉(『日本の死角』より)
日本人のルーツである縄文人はユーラシア大陸から4万年前にやってきたと言われている。その当時の日本は大陸と陸続きではなかった。北は北海道がサハリンとつながっていたが、津軽海峡は海であった。韓国は大陸の一部だったが、対馬は日本列島であり、韓国とはつながっていなかった。したがって、縄文人は海を船で渡ってきたのである。しかし、縄文人は狭い津軽海峡や対馬海峡を渡ってきたのか、それとも台湾方面から来たのか定かではない。なぜ人類が移動するようになったか?それは諸説あるが、私は気候変動によるものだと思う。気候変動により食料が少なくなって移動していった。それから4万年後の現在、日本人は移動しない民族となった。これは将来、どういうことを引き起こすのであろうか?物理的に言えば、粒子が移動しシャッフルすることで、均一となる。差別のない平等な世界もそうやって実現するのだろう。祖国を捨て、国外に移動することは民族の融合を産む。

今日は朝からエアコンを入れている。35度を超える日が続いている。気象変動が移動を促すなら、そろそろ移動が始まってもいい。人類は北進をするだろう。ロシアがウクライナに負けたらロシアは分裂し、その領地は南から来た人たちに門徒を開くだろうか。

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