「2023年になって早々、御歳88歳の男性が29歳の女性に向かって怒鳴り散らした。1月1日に放送された『朝まで生テレビ!』のなかで、司会の田原総一朗氏がジャーナリストのたかまつなな氏と「日本を立て直せるか?」と激論を交わしているうち激高してしまったのである。田原氏が頭にカッと血がのぼったのは、「本当は日本が良くなると思ってるの? 思ってないの?」と質問をしたところ、たかまつ氏が「思ってないです、だって……」と自分の意見を言おうとした瞬間だった。田原氏が「だったらこの国から出ていけ!」「この国に絶望的だったら、出ていきゃいい」と激高した」
田原総一朗は何様のつもりなのだろう。今の日本は、年金、税金なども、高齢者を守るためにシステムがつくられており、若者や現役世代はそのシステムを支えるために犠牲になっている。そして、膝をついてしまった者から「貧困」へ転落していく。そういう理不尽さに対して文句を言うと、「最近の若者は」と顔をしかめられて、「そんなに嫌ならこの国から出ていけ」と叱り飛ばされる。
日本政府は「生涯現役」を財源確保と言わず美徳であるとすり替えているが、この生涯現役は老害の一因でもある。特に組織の中にいる高齢者は技術革新を停滞させ、若者を無気力化している。かといってほとんどの高齢者は自分で会社を作ることなどできず、組織内での既得権を守ろうとする。
田原氏の「そんなに嫌ならこの国から出ていけ」が高齢者の若者に対する本音なら、優秀な若い人は海外を目指すだろう。そしてこの国に残るのは能力のない従順な若者だけになる。まさに高齢者による支配、若者の奴隷化である。
解決手段は私の考えるところではないが、まず田原総一朗は引退したほうがいい。