今日は日本にも黄砂が来るらしい。中国に行った頃、杭州でも黄砂があった。空一面が黄色くなって視界が悪くなった。でも寧夏に行ったときはすごかった。砂がサンドブラストのように顔にあたり、口の中がじゃりじゃりとした。砂漠の砂は結晶性シリカを含む。肺に影響があるのは当然だろう。中国の砂漠化は予想以上のスピードで進んでいる。
いつも黄は夜の9時半からWeChatメールを送ってくる。非常に迷惑である。昨日はインドの石英原石の話になった。中国大手の太平洋石英は月に1500トンの石英砂を販売している。我々は来月から月に1000トンを生産する。太平洋の売上は多いが、現在使用している原石は今年で枯渇する。(私が見つけた原石を横取りした)最近、それを見越して新規の原石のサンプル出荷を行ったがいずれも失敗している。我々は来年、月2000トンを供給すべく準備中だ。これが実現すれば、月商25億円になる。ただこんな状態は長く続かないと私が黄にいうと、2,3年続けば十分だ、2,3年後は引退だなどという。供給責任があるだろうと言っても意に返さずだ。日本の会社なら、将来も繁栄できるように思うだろうが、黄はそうではない。黄は銀行員上がりの投資家だ。私は年を取ってからは金欲はあまりない。それよりも社会的貢献のほうが私にとって重要だ。金は少しのうちは人を幸福にするが、多く持っても幸福であることはない。多く持てば、余計な心配事が増える。そんなことに時間はつぶしたくない。
砂漠の 鉱物は細粒化し風化作用によって鉱物は溶解する。 風化作用に対する抵抗性は鉱物によって異なるが石英 などは風化を受けにくい。 したがって、成熟した砂漠では石英が豊富となる。いつまでも変わらないだけでなく、風化作用によって精製され、歳を重ねるごとに純度が上がっていく。人生もそうありたいものだ。