袴田事件

3〜5分

 57年前に起きた「袴田事件」で、東京高裁は13日、死刑が確定した袴田巌・元被告(87)について、再審開始を認める決定を出した。袴田元被告は犯人ではない可能性があるとし、捜査機関による証拠の「捏造(ねつぞう)」の可能性にまで言及。支援者からは歓喜の声が上がる一方、捜査当局には衝撃が走った。

 「袴田への取り調べは過酷をきわめ、炎天下で1日平均12時間、最長17時間にも及んだ。さらに取り調べ室に便器を持ち込み、取調官の前で垂れ流しにさせるなどした。睡眠時も酒浸りの泥酔者の隣の部屋にわざと収容させ、その泥酔者にわざと大声を上げさせるなどして一切の安眠もさせなかった。そして勾留期限がせまってくると取り調べはさらに過酷をきわめ、袴田は勾留期限3日前に自供した。取調担当の刑事たちも当初は3、4人だったのが、のちに10人近くになっている。これらの違法行為については、次々と冤罪を作り上げたことで知られる紅林麻雄警部の薫陶を受けた者たちが関わったとされている」紅林麻雄は現在の 自身が担当した幸浦事件死刑判決の後、無罪)、二俣事件(死刑判決の後、無罪)、小島事件無期懲役判決の後、無罪)、島田事件(死刑判決の後、無罪)の各事件で無実の者から拷問自白を引き出し、証拠捏造して数々の冤罪を作った。あらゆる手段を用いて被疑者を拷問し、自白を強要させるなどした紅林を「拷問王」と称されている。紅林はさまざまな拷問の手法を考案したが、実行には直接関与せず部下に指示を出していた。また、二俣事件における山崎兵八の書籍においては真犯人と思われる人物からの収賄の疑惑も暴露されている。

 袴田氏は長年の刑務所暮らしで精神を病んで、今は痴呆症になっていると聞く。この人の一生は何だったのだろうか?警察権力は自らの組織の自浄能力を持たず、組織を守ることに専念しているようだ。やはり警察を取り締まる部署が必要だ。

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