米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ネブラスカ大に所属する富永啓生のアメリカでの評判がうなぎのぼりだ。Bリーグの河村勇樹も天皇杯で45得点を挙げるなど活躍している。17歳で福岡大大濠高2年の200センチのフォワード川島悠翔も日本代表の合宿に加わる。もちろん、NBAで活躍する八村、渡辺も存在感を発揮している。現在、日本はFIBAランキング160ケ国中38位である。中国は27位、韓国は36位である。まあコロナの影響で試合ができなかったのであてにはならない。
こういう選手は高校時代から頭角を現してきた。そして彼らを育ててきた。
スポーツ界は厳しいが実力さえあればみんなが伸ばしてくれる世界だ。経済界もスポーツ界も同じビジネスである。以前のスポーツ界は根性、忍耐の世界だったが、今は違う。望めば世界で活躍できる。それに比べ、経済界は昔のままで変わらない。実力のない年寄りが幅を利かせている不合理の世界だ。そういうのは政治と経済くらいのものだ。だから低迷している。年寄りが牛耳っている世界は魑魅魍魎の世界だ。政治、経済にはびこる妖怪連中は若者を惑わし、骨抜きにする。
源為朝(1139〜1170)という人物を知っているだろうか。八幡太郎の名で知られた武将・源義家のひ孫で、鎌倉幕府を開いた頼朝の叔父。鬼退治で名を成した源頼光の5代後の人物でもある。身長7尺(約2m10㎝)もの巨漢で、弓を支える左腕が、弦を引く右腕よりも4寸(約12㎝)も長いという、まさに弓を引くために生まれてきたような体型で剛勇無双と謳われたものであった。8人がかりでやっと引くことができるという八人張りの強弓を容易く引き絞って矢を射るや、敵兵3人を一気に射抜くことなど朝飯前。一本の矢を射ただけで軍船を沈めたばかりか、数十㎞も離れたところまで矢を放つことができたという御仁である。なぜこんな話を、と思うかもしれない。彼は頭だけでも差し渡し2間(約3.6m)もあるという大蛇を容易く退治し、ワザワイという名の怪獣をも自在に操る妖賊をも撃退した。すなわち妖怪をいとも簡単に成敗した人なのである。
今の日本の政治・経済を変える源為朝のような人物の出現を望むものであるが、今の日本のシステムは、そういう人物を生まれた時から洗脳し、ペットの犬のようにしてしまうのである。かくなる上は突然変異によって妖怪退治の天才が生まれてくるのを待つしかない。それは革命児なのだろうか?それとも哲学者なのだろうか?