酒という小悪魔

2〜4分

 酒の強さはアルコール分解酵素によってきめられているということだ。酒の強さを都道府県で表すと,1位は秋田の76.7%、2位は鹿児島の71.4%で、私の生まれた山形は6位であった。逆に46位が愛知の41.4%、最下位は三重の39.7%であった。関西が弱く、北と南が強いという構図になった。
 私がいた山形県では、なにかと酒を飲んだ。結婚式の後はそれぞれの家で二次会をするのだが、結婚式に出ていなくても二次会は呼ばれる。行くと駆けつけ3杯、日本酒をコップで飲まされる。もう十分だと帰る時も玄関で締めの3杯である。まあ日本酒を一升以上飲まないと帰してくれない。そんな土地柄であった。酒の飲めない人にとっては地獄のような世界である。今はあまり人に強制することもなくなったが、いまから40―50年前はそれが当たり前だった。
 当然、酒の席ではトラブルも起きるが、酔っていたということで許された。寛容な社会であった。最近では、酒は少しでも飲むと体に悪いなどと学会で発表されている。許容量は缶ビール500mlを一本だそうだが、そんな量はものの3分で終わってしまう。私は昨日、焼酎200mlを500mlのビールで割って飲んだ。このくらいがちょうどいい。
「アルコールは人間にとって最悪の敵かもしれないが、聖書には敵を愛せと書かれている」フランク・シナトラの名言だ。

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