BS1の「SAND IS THE NEW GOLD」は世界の砂争奪戦を描いたドキュメンタリーだ。もとはと言えば、2013年に公開された「サンド・ウォーズ」である。あれから10年、「砂」は「水」と並ぶ大量消費材である。「砂は水に次いで2番目に消費される天然資源です。建設業界は、この有限の資源の最大の消費者です。1つの平均的なサイズの家の伝統的な建物には、200トンの砂が必要です。病院には3,000トンの砂が必要です。建設された高速道路の1キロメートルごとに30,000トンの砂が必要です。原子力発電所には驚異的な1200万トンの砂が必要です」コンクリートには7~8割の砂と砂利が使われる。どんな砂でも使われるということではない。コンクリートの強度を保つためにはその形状が重要だ。したがって、砂の埋蔵量はそれほど多くはない。その採掘には「砂マフィア」と呼ばれる犯罪組織がかかわっているが、その連中は役人や警察、軍隊などと組んで闇採掘や闇輸出などを行っている。やり玉に挙がったのが、シンガポールだ。シンガポールは砂を用いて領土を拡大している。その砂の多くがカンボジアからの闇輸入だ。カンボジアでは違法採掘によって自然が破壊されているが、反対すると殺されるため、だれもが口をつぐんでいる。砂をめぐっては、世界的規模の自然破壊が行われているが、それを知る人は少ない。国連はSDG‘sを掲げているが、砂に関しての指針はない。
石英ガラスの原料も枯渇の危機にさらされている。インドのグズール地方を宇宙から見るとぼこぼこに穴が開いているのがわかる。グズール地方の石英はほとんどが中国に輸出されている。彼らはお金に夢中で環境破壊など眼中にない。これでいいわけがない。でも石英は代替できる、私の開発した水ガラス法は、ガラスのリサイクルもできるし、天然石英よりはるかに良質なものができる。なぜ気づかないのであろうか?人は愚かすぎる。絶滅直前になって後悔しても遅いのだが。