会社は浙江省の寧波市の余姚市にある。たった70人の会社だ。作業員のほとんどが40-50代の近くに住む人だ。黄の父が町長をやっていたこともあり、地域には顔が利く。普通の中国の会社は若い人を雇う。だから年寄りの就職口はないのだが、この会社はそうではない。近くに勤めるところがないので、ここにずっと勤める。そして働いていっぱい給料をもらいたいので、休日出勤を好んでやる。今、70人で月に4億円くらいの売り上げがあるので、どんどん働かせているブラック企業であるが、40-50代の人はどんどん働いてお金をもらいたいという。私の会社は月に1万元(20万円)など普通だ。多くもらっている現場の人は2万元くらいもらっている。私が工場に行けば、みんな挨拶をする。
考えてみれば、40-50代はお金がかかる年代だ。親父がいっぱい稼げば親父も威張っていられる。休日も働いている姿を子供が見れば、子供も親を見る目が違う。これは昔の日本と同じだ。日本はそういうことを失ってしまった。日本人はハングリーさを忘れてしまったのか?