40年前の技術だが

2〜4分

 私はとあるところで、石英ルツボの精製をやっている。私が若い時に開発した電気分解法をもう一度復活させるのである。電気分解法を使用すれば、Na,K、Li,Cuがルツボから除ける。その当時はNaとKを除こうとしていた。石英ルツボ中ではNaやKは容易に移動し、シリコン単結晶中に混入する。NaやKは絶縁不良を起こす。T-230Uは爆発的に売れたが、ユニミンが塩素ガス処理でIOTA-6を作るとT-230Uは無くなっていった。石英ルツボの外側はIOTA-6、内層は合成石英粉が定番となった。しかし、石英ルツボが大きくなり、より高温で使用されると、Alに補足されていたLiが結合を切断し拡散する。この問題にユニミンはより高温で塩素ガス処理したIOTA-8を投入したが、価格が高く使用は制限された。またLiの拡散はCuの拡散も助長する。この問題を解決するために、私が昔開発した電気分解法を復活させたのだ。

 私は特許で、モル比で(Na+K+Li+H)/Alが等分になると書いた。では電気分解でアルカリを移動させたらどうなるのだろうか?おそらくSi-O-Siになるだろう。ではAlは?私はSi-Alになると考えている。しかし、Si四面体構造にAl四面体構造が結合していたのが、そこまで変化を起こすのだろうか?学術的にもっと突き詰める必要がある。40年前の技術であるが、興味は尽きない。

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