不老不死

4〜6分

東京大学の研究グループらが、生活習慣病などに関係しているとされる「老化細胞」を取り除くことに、実験で成功しました。年をとることで起きる病気の改善や予防につながる可能性があるという、画期的な研究です。

中西教授らは、年老いたマウスを用いた実験で、免疫チェックポイント阻害剤により「老化細胞」を取り除くことに成功しました。研究では、自己の免疫が活性化されて老化細胞が減り、老化に伴う症状の改善も確認できたということです。

今回除去することに成功した「老化細胞」とはそもそも、がんや糖尿病など、様々な病気を引き起こす一因となる細胞です。

臓器内の細胞が分裂をしなくなると、この老化細胞になってしまいます。加齢により増加・蓄積していき、炎症につながる物質を出し続け、これが病気の一因になってしまうのです。

いろいろな原因があると思います。そのうちの1つが、体中で炎症を引き起こすような、老化細胞の蓄積というのが重要だろうと考えられていて、それを標的にしてなんとか改善できないかという研究が世界中で進んでいます。

中西教授によると、生活習慣病などの予防・改善につながり、健康な期間が伸びる。それにより、これまであった“平均寿命と健康寿命の差”が限りなくゼロになることで、高齢者が長く働くことのできる社会につながる可能性があるといいます。

PD-L1は免疫細胞である「PD-1」と結びつくことによって免疫の働きにブレーキをかけて、老化細胞が除去されにくくなる可能性があることを発見しました。これまでにも、がんの細胞の中にPD-L1があることはわかっていて、PD-L1と免疫細胞PD-1の結びつきを防ぐために、がんの治療では「オプジーボ」という治療薬が使われています。

研究チームは今回の研究で、オプジーボと同様の抗PD-1抗体をマウスに使ったところ、肺・肝臓・腎臓の老化細胞が3分の1になり、さらに筋力の回復・肝機能の改善が確認されたということです。

 我々はなぜこの世界にいるのだろうか?この世界に固執して長生きすることの意味は何だろうか?それよりも今の人生を価値のあるものにする方が幸せではないのだろうか?医学は哲学と密接に結びつかなければならない。そうではないのだろうか?

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