寧波港が今日から閉鎖される。いつまで閉鎖されるかはコロナ次第である。寧波港は上海港を抜いて世界最大の港である。それが閉鎖されると聞いて、昨日は夜中までかかって自社のコンテナを引き出した。中国ではコネが最大の武器なのだ。もし引き出せなかったら、二日後に工場は止まっていた。
我々が忙しいといううわさが広まったせいか寧波銀行が9億円を融資したいといってきたが断った。借金をするのは嫌いだ。銀行員の手のひら返しは信用に値しない。
さて韓国で我々が展開している事業を日本の人が聞きつけて会いたいという申し込みが数件ある。昔は韓国の方から日本の状況を知りたいといってきたのに逆転している。どうしてこういう事態になったのか?我々が若い時は我先にと新しいものに飛びついたものだ。実績のないうちに手に入れて試験をする。これが普通だった。それが今は、サムソンやTSMCで実績があるかと聞いてくる。情けないものだ。これでいいわけはないのだが、今の日本を変えるのは難しいかもしれない。世界から優秀な人を集めるにしても給料が安ければ誰も集まらない。翼の折れた鳥は二度と飛ぶことはない、しかし繁殖はできる。もう子供たちに託すしかないのだろうか。