ロシアのプーチン大統領は21日、国民向けにテレビ演説し、ウクライナで展開中の「特別軍事作戦」をめぐり、部分的な動員を可能にする大統領令に署名したと表明した。それを受けて海外に脱出しようとする人がチケットを買い求めているようだ。ロシア国内のデモも頻発し、さしずめ泥沼のようになってきた。9月16日に開かれたSCO首脳会談では、中国もインドもロシアにいい顔をしなかった。「勝ち馬に乗る」という両国の姿勢にプーチンは四面楚歌を覚えたに違いない。進むも地獄、退くも地獄である。プーチンはこれを打開するために、戦術核を使うかもしれない。戦術核とは小型の核爆弾で、威力はさほどないが、もちろん放射能は降る。この核の発射ボタンは、プーチンのほか、国防大臣のセイゲイ氏、参謀総長ワレリー氏も持っていて、三人が押さなければ打てない。とはいえ、プーチンともなれば、二人から取り上げて三台を一人で押すことも可能だろう。