同床異夢

2〜3分

 連日、黄がWechatを夜遅くまで送ってくる。私は早く寝たいのでいい加減な受け答えをする。 というのも黄は天然石英粉の設備の再稼働をするということだった。それは中国の太陽電池産業がフル稼働していて石英るつぼ用の原料が足りないからだ。いまや中国の太陽電池産業は世界でぶっちぎりのシェアを持つ。石英ルツボは42インチを使用するまでとなった。推定石英ルツボ数は月に20万個。それに3000トンの石英粉が使用されている。価格も高沸し一年前の倍になっている。

 私は天然石英粉事業をやめるべきだと言ってきたが、利益に目がくらんだと見え、馬の耳に念仏である。人類の存続をかけて脱炭素やリサイクルを進めるべきであるが、目先の利益に人は惑わされる。我々技術者にとって最も重要なことは社会に貢献できる技術を開発することだ。それを忘れてはいけない。私がやることは天然石英粉代替だ。そのための技術はすでに開発を終えている。あとはそれを事業化してやってくれるところを探すだけだ。

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