私はオニックがクアーズ長崎を買収した件で、続報が入った。オニックは長崎工場の石英原料、小国の石英ルツボと不透明製品を買収したということだ。オニックは以前のモメンティクォーツを買収したが、モメンテブは石英インゴットや管を作っている。今回石英ルツボを手に入れることで、ほぼすべての製品を手に入れたことになる。
小国の石英ルツボと不透明製品は元私がいた石英一課だ。私がいたときは売上げの20%が利益だった。ここがアメリカに売られ、今度は韓国に売られたとは。日本はこれでいいのだろうか?
とはいえ、全世界の石英ガラスはオニックの独壇場になる。オニックは1981年に商社としてスタート、1994年に石英ガラスの加工を始めた。それが今世界一の石英ガラスメーカーだ。私が東芝セラミックにいた時代は、GEクオーツ、ヘラウス、Q&C(現サンゴバン)、東芝セラミックスの4強だった。それが今はオニックだ。韓国、台湾の専業メーカーの強さを感じる。技術が停滞している現在、M&Aが幅を利かせている。悲しいことだが。