昨晩、NHKの映像の世紀バタフライエフェクトで「スターリンとプーチン」を見た。スターリンは歴史史上最も自国民を殺した男である。推定4000万人が死んだ。政敵は容赦なく殺した。密告は常に殺すか殺されるかの社会だ。そのスターリンをプーチンが尊敬しているという。国際社会から一斉にそっぽを向かれるわけだ。
現在、独裁国家といわれるのは、アイゼルバイジャン、トルクメニスタン、ウズペキスタン、エジプト、エリトリア、ベラルーシ、ミャンマー、カンボジア、カメルーン、チャド、赤道ギニア、北朝鮮、ルワンダ、スーダン、シリア、ベネズエラ、ロシアである。びっくりするのは世界の人口の71%が独裁国家に分類されているという事実だ。民主主義国家はたった29%しかない。現在の世界の構図は、独裁主義VS民主主義なのである。
独裁者がでる理由について、重要視されたのは独裁的傾向を持つ人間の家庭環境だった。彼らは、その人物が幼年期に両親との関係において、階統的・権威的・利己的な関係に置かれていた場合、服従と従属が当たり前となり、その自らの体験を自己以外の人物や集団に投影するために独裁的性格を持つようになるのだそうだ。簡単に言えば、親が子どもに言うことを聞かせようと権威的に振る舞ったり、愛情に欠けたりする行動に出ると、子どもは強い者に対して面従腹背的な態度をとるようになり、自らを律することができず破壊的な衝動に駆られる傾向があるということだ。そういえばヒトラーもスターリンもそうだったようだ。プーチンもまた二人の義父に虐待されていたという。
平和な社会を作るなら、まず家庭からというわけだ。そして社会が家庭を支え、子供を支えていくものであらねばならないのだ。独裁国家はこれからも独裁を続け、民主主義国家の中では独裁国家となるのも出てくるだろう。我々はどうしたらよいのだろうか?