世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、中国が新型コロナウイルス感染抑制に向け実施している厳しい封じ込め措置は、ウイルスの特性を踏まえると持続不可能だとの見解を示した。WHOが特定の国の感染対策に対し公に言及することはまれ。同事務局長は、中国の専門家と議論してきたことを明らかにした上で「この方法は持続不可能であると指摘した。方針転換が重要だ」と述べた。
中国の厳しいロックダウン(都市封鎖)を巡っては、専門家から一般国民に至るまで、幅広い批判と怒りの声が上がっている。当初、中国と同様の封じ込め手法を取っていた国は、その多くが程度の差こそあれウイルスと共存する戦略への移行を開始している。
昨今のニュースを見ていると、アパートの同じフロアーに感染者が出たとして、強引に隔離されるなど、目に余るような本当の話が報道されている。これが中国の本当の怖さなのだろう。学者の意見も聞かず、政策を変えないのはいかがなものかは別にして、その学者のSNSも削除する行為自体はかなり問題である。中華人民共和国憲法第1条では、中国は労働者階級が指導する人民民主主義独裁の社会主義国家と規定されている。実際は共産党による一党独裁であり、民主主義ではない。民主主義ではないから言論の自由もない。レーニンは資本主義から共産主義に移行するといった。しかし、そうはならなかった。それはもう現代はレーニンの時代とは違うからだ。時代遅れの思想を今に当てはめようとしても不可能なのだ。現代は民主主義と資本主義は一つの民主資本主義として進化している。資本主義をベースにして富の循環を行っているからだ。まさに日本などはその典型だ。しかし、中国などはまだレーニン時代の思想に固執している。その変わらない最も大きな原因は言論の自由がないからだ。経済が進化し、時代は大きく変わった。思想も変わらなければならないのだが、それができないでいる。さてどうしたものだろう。