中国吉林省四海湖の団子氷

3〜4分

 吉林省の洮南四海湖国家湿地公園には冬になると幻想的な景色が広がる。そんな四海湖湿地に最近、湖に張った氷の下にボール状の氷が大量に出現するという珍しい現象が生じている。氷はまるで「湯圓(もち米粉で餡を包み茹でた団子)」のようで、このような現象は地元の人々もこれまで見たことがないとしている。そのため具体的な発生原因については、専門家の研究が待たれる。

 この団子氷は世界中で稀に見られる。日本は猪苗代湖が有名だ。氷点下の風の強いところで見られる。大きいものでは50cmくらいになる。これを切って断面を見ると数ミリの氷の粒子が集合したものであることがわかる。色が白いので集合体であることはだれでもわかる。その粒子が強風で流され、雪だるまのように大きくなっていく。

 これは北欧の海辺で見られた団子氷だ。これは氷が削られて、風と波によって丸くなったと説明しているが、断面を切ってみないと詳しいことはわからないが、これも小さい氷の集合体だと思う。

 氷には非常に興味深いものがある。氷には自由電子が存在しないため、普通は電気が流れないはずである。ところが微量の電気が流れるのである。それはH3O+が微量含まれるからだといわれている。従来氷は「プロトン移動によりプラスの電気を流す半導体」と言われてきた。しかし、紫外線を当てるとマイナスの電気も流れることが最近確認された。すなわち、OHーイオンが関与するということである。 この氷のようなことがこの世界ではたくさん起きる。石英ガラスでも同じことが起きているのである。

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