私が絵画の話?

3〜5分

 国連に「ゲルニカ」が戻ってきたという。ロックフェラーが国連に再度貸し出したという。ピカソの「ゲルニカ」はスペインマドリードの国立ソフィア王妃芸術センターにある。ロックフェラーが持っているのはタペストリーだ。世界で3点しかないタペストリーは、パリのウンターリンデン美術館と群馬の近代美術館にある。

 私はスペインバルセロナのピカソ美術館に行ったことがある。すごい数の絵があったが、ピカソは生涯に14万点にも及ぶ作品を書いたという。だから世界中の近代美術館と名の付くところには必ずピカソの絵がある。ピカソは一般的な絵描きとは違い富と名声を生きているうちに手に入れた。彼の資産は1兆円ともいわれる。ピカソはどこに行っても小切手を使ったという。もらった店主はピカソのサイン入りの小切手を記念に残し換金しなかったといわれる。出ていく金がなかったというわけだ。ピカソは「キュビズム」という手法を確立したことでも有名だ。「キュビズム」とは違う角度、違う面から見てそれを一つの絵にしたものだ。抽象画と見えるが、完全な抽象画ではない。

 私は印象派の絵画が好きである。彼らは見たものを脳の中で色を分解して現実より躍動した世界を描いた。その後の抽象画は脳の中で見たものを完全に消化して再構築したものである。おそらく今後は5感を全く使わないで描くのだろうか?この物質世界、時間を含めた4次元世界を超越したものかもしれない。でも誰も理解できなかったりして。

実は技術もそうなのだ。従来は5感で発見、発明があった。私は見たもの、感じたものを脳で消化して開発してきた。石英の技術が進まないのは、その段階で止まっているからだ。次世代の技術はそういう方法ではない。次の技術のパイオニアは見えないものから生まれる。私がそれを口にすれば、精神病と言われるので言わないが、それは私の限界のところにあるからだ。そしてそれは私には育てられない。育てるものではないからだ。

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