将棋の藤井聡太竜王が渡辺明王将名人に挑戦している第71期王将戦七番勝負第3局が30日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で前日から指し継がれ、先手の藤井竜王が135手で勝ち、シリーズ3連勝で史上最年少・4人目の五冠獲得に王手を掛けた。死闘を制した直後でも、藤井の声に熱はなかった。恐ろしいほどに淡々と、勝負を振り返るだけだった。一気の3連勝で王将奪取に王手を掛けた。羽生善治九段、中原誠十六世名人、大山康晴十五世名人の3人しか達成していない五冠。史上4人目、そして1993年に22歳10か月で達成した羽生の年少記録を29年ぶりに塗り替えるまで残り1勝となった。
彼が将棋を始めたきっかけは5歳の時に祖母から「NEWスタディ将棋」という子供用の盤を贈られたことだったそうだ。そして9歳で名古屋市在住の、杉本昌隆10段に弟子入り。羽生善治九段は小学一年の時初めて将棋を始めたとのことで少し遅いかもしれない。私も将棋はやるのだが、おじいちゃんに小学生の時に教えてもらった記憶がある。将棋は一手後の手はたくさんあるので、その一つ一つの先を読むことが強さの秘訣だ。常に最善手を打てば勝てる。だが実際は難しい。それは相手からとった駒を使えるのと、成りというルールがあるからだ。将棋の潮目が変わったのは電脳戦からだと思う。それまで定石と言われてきたのが通用しなくなった。AIのほうが先を一瞬で読めるからだ。定石が無くなったということで革命が起きた。それが年配の将棋家の退潮につながり、若手の台頭につながったと思われる。それにしても藤井壮太はすごい。家ではずっとAIと対戦しているのだろう。藤井壮太に勝てなくなった棋士は世界に将棋を広めるために世界各地で将棋塾を開いてほしいものだ。将来はチェスを凌駕するゲームになりそうだ。