米メリーランド大学医学部は10日、ブタの心臓を人に移植する手術を実施したと発表した。術後3日たつが、移植を受けた患者の経過は今のところ順調だという。提供された心臓は、拒絶反応を起こさないよう遺伝子改変されたブタから取り出しており、世界で初めての試みという。
豚の腎臓を人に移植することに成功したのは、ニューヨーク大学のランゴン移植研究所の外科医たち。豚は遺伝子操作されており、腎臓は脳死状態の人に移植された。手術後、拒絶反応はなく54時間にわたり正常に尿を作り続けたようだ。この実証によって、豚の腎臓がいずれ透析患者や末期の腎臓病患者の選択肢となる可能性が高まったという。
遺伝子操作された豚の臓器を人に移植する時代の到来はすぐ来るようだ。そういう時代になれば人はもっと寿命が延びるだろう。しかし複雑である。モラル的には人工心臓のほうがいいような気がするが。