2021年もコロナで明け暮れた。バイデン大統領が就任し、ますます国際関係がぎくしゃくしてしまった。もっとうまくやれないものだろうかと思う。自国ファーストの政策は力で相手をねじ伏せようとする態度に思えて、いじめのようで気分が暗くなる。
オリンピックは無観客で行われたが、あんなにパラリンピックを見たのは初めてだった。ハンディキャップを背負って普通に生きれるのは人間くらいのもので、普通の動物だったら早々に死んでしまうか、食べられてしまうだろう。五体満足の人が身障者より努力をしていないように思えて恥ずかしくなる。
環境問題が最優先課題となっているが、中国において深刻な電力不足が発生した。痛みを伴わない改革などないが、全人類はそれだけの覚悟ができているとは思えない。各人がもっと考え対策を実行することが必要だ。年末に牛乳が過剰になり捨てなければいけないという報道があった。幼いころ私は脱脂粉乳しか飲んだことがない。スキムミルクという箱に入った粉だった。乳脂肪のない栄養価が高いものだった。それに戻せばいい、余ったらアフリカなどに援助すればいい。魚が取れないという報道もあった。食べるものは養殖すればいい。根こそぎただのものをとって食べるなんて発想はやめるべきだ。そうやって、今当たり前にあるものをもう一回全部見直すことが必要だ。
日本の技術が低下している。テレビで製薬会社の社長がアメリカのようにワクチンを開発できなかった理由についてこう話していた。「数年前に助成金が無くなりm-RNAワクチン開発をやめた」どうも企業は新しいことをやるのをあきらめたようだ。半導体においても素材が強いと言っているが、もともとやっていることにあまり金のかからない改良を積み重ねただけだ。技術者の能力低下というが、経営者の無能が今の日本を凋落させた原因だ。株主重視の短期利益重視。日本の良さが失われ、競争力を失った。
大リーグ大谷翔平、将棋の藤井聡太、ゴルフの松山英樹など若い人の力が爆発した。スポーツ界には若い人を育てなければ業界全体が衰退するという考え方がある。企業も見習うべきである。年寄りがヒエラルキーのトップに立つ時代は終わった。年寄りが若い人を盛り立てるようにならなければいけない。年寄りの知識と経験と若い人の実行力がうまくかみ合えば日本も捨てたものではないかもしれない。