中国科学技術情報研究所が27日発表した「中国卓越科学技術論文産出状況報告」によると、2020年の中国の卓越科学技術論文は前年比19.8%増の46万3800本で、内訳は国際論文が21万6千本、国内論文が24万7800本だった。分野別では、臨床医学、化学、電子・通信・自動制御、生物学が多く、臨床医学論文は7万1047本でトップとなった。大学別では上海交通大学、浙江大学、北京大学、華中科技大学、中南大学、四川大学、武漢大学の7校が多く、いずれも5千本を上回った。 研究機関別では、中国科学院地理科学・資源研究所、中国中医科学院、中国疾病予防控制センターがトップ3で、医療機関別では中国人民解放軍総医院、四川大学華西医院、北京協和医院の順だった。
卓越論文は中国の科学研究者が国内外で発表した論文から選出。国際論文は各分野での被引用数が平均値を上回ったものと、高水準の国際定期刊行物に掲載された論文、被引用数が多い論文、注目論文、各分野で最も影響力のある論文、トップクラスの学術誌に掲載された論文など、異なった指標から選ばれる。
中国の大学院に在籍する人は300万人である。日本の12倍以上だ。中国の研究費は41兆円と日本など問題にしない規模で、特に基礎研究に力を注いでいるという。これでは勝てないだろう。日本が勝つには天才を育てることだが、これには社会風土そのものを変える必要があるように感じる。