中国 金融と大手企業との関係を精査

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中国の習近平国家主席が、国有銀行をはじめとする金融機関と大手民間企業との関係を精査していることが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、関係筋の話として報じた。この調査では、国有銀行や投資ファンド、金融規制当局が、民間企業と親密になりすぎていないかどうかが焦点となる。特に、経営危機に陥っている中国不動産大手の中国恒大集団や配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)、電子商取引大手アリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループなど、ここ数カ月で政府からの批判にさらされている企業が対象となる見通し。報道によると、調査は中国恒大集団の主要取引銀行であるCITIC銀行をはじめ、25金融機関を中心に行われているという。

 中国の企業も銀行からの借り入れが多い、銀行はその貸し出しに関し正当な評価をしていない。これが銀行の担当者と企業トップとの癒着によってなされている。今回中国政府はそこにメスを入れるということだが、この話は2017年からある。巨大債務をどういうように着地させるかが今の政府にとって最大の課題だからだ。

 話は余談になるが、中国余姚市にある寧波バスダという石英ルツボメーカーがついに倒産する。私は社長をよく知っているのだが、銀行債務が資産の10倍以上あり、銀行から人が来て運営していた。銀行は倒産すると大変なことになるので、つぶさないで稼働させ利息を払い続けていた。利息を払っている以上不良債権扱いされないからだ。しかし、とうとう倒産させることにしたようだ。銀行債務はかなり正当に評価されるようになってきているようだ。それに伴って倒産も増えている。まだ小さい企業はいいが、大企業となれば影響力も大きく、企業の責任者や銀行の担当者の刑務所行きにより幕引きとなるのであろう。

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