中国 でんぷん粉の合成に成功

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 中国科学院は23日に行った記者会見で「長年の研究を経て、人工でん粉合成の分野で大きな進展を収めた。世界で初めて二酸化炭素を原料とするでん粉の合成を実現させた」と発表しました。国際的な学術界は、二酸化炭素を原料とする人工でん粉合成は世界に重大な影響を与える画期的な技術と見なしています。同成果は24日、国際的な学術雑誌『サイエンス』に掲載されました。  トウモロコシなどの農作物が光合成などででん粉を合成する際には、60段階以上の生化学反応と生理上の複雑な調整が行われています。中国科学院天津工業バイオ研究所のチームは大連科学バイオ研究所と連携し、長年の研究を通じて光エネルギーから電気エネルギー、化学エネルギーに至るエネルギーの転換を実現させました。二酸化炭素からでん粉が合成されるまで、わずか11段階の化学反応を経るだけででん粉が合成されるとのことです。  中国科学院天津工業バイオ研究所の蔡韜副研究員は、「われわれの研究チームは化学と生物学を連結させてでん粉合成の触媒作用を得る新たな発想を採用した。現段階において、農作物が数カ月も必要とした合成プロセスを、実験室ではわずか数時間で完了させられる」と説明しました。  同研究所の馬延和所長は、「まだ実験段階であり、今後はより多くの科学上の挑戦が必要だ。しかし工業生産が実現したあかつきにこの技術は、食糧安全の確保や二酸化炭素の利用、さらにはわれわれが目標とする炭素排出ピークアウトやカーボンニュートラルの実現にとって、極めて重要な支えとなる」と述べました。

 植物は二酸化炭素から光合成によってでんぷんを作っている。この地球に生命が初めて誕生したのは、38億年前より以前のことと考えられている。その時単細胞からバクテリアが現われた。バクテリアには真正細菌と古細菌という2つのグループがあり、このうち古細菌の系統には光合成が見られず、真正細菌の系統の方に光合成を行うものが多数見られることから、植物がこの真正細菌を取り込み光合成をするようになったと思われている。光合成はやがてクロロフィルとなり、酸素を放出してオゾン層を作った。オゾン層のおかげで我々の祖先は海から陸へと進出してゆく。

 世界中で葉緑素のような二酸化炭素からでんぷんを作り、酸素を放出する研究をやっている。日本でもたくさんやっているが成功していない。これが予算の問題だというなら負け犬の遠吠えだ。具体的にはわからないが、中国を馬鹿にできないと思う。

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