看取りのない死

2〜3分

 今日の朝、義理の兄(妻の義理の兄)が急性リンパ腫で入院したと聞いてびっくりした。私より4歳くらい上である。夏に海水浴に行ってから調子が悪いという話は聞いていたが、それから1か月くらいで病気が分かったわけだが、急性リンパ腫は治療が難しい病気である。平均余命は1年くらいだ。今はコロナで家族が面会することが難しい。死ぬ時もそうだという。

 私は家族に看取られて死にたくはない。なぜだろう。死後の世界があると信じているからだ。それならば、また元の世界に帰るだけだ。私は死ぬかもしれないと思ったことが二回ある。二回とも海外での出来事だった。長旅でエコノミー症候群が起きた。部屋で背中が痛くなって動けなくなり倒れた。ここで死ぬかもしれないと思った。でも3分くらいで動けるようになった。それ以来、長時間のフライトでは酒をやめたり、途中で経由地で休んだりするようになり、同じことは起きていない。倒れたときに思ったことは、家族のことではなかった。そして穏やかな気持ちになった。きっと本当に死ぬ時もこの社会に未練はないだろう。

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