急に涼しくなった。今朝は寒くて起きてしまった。夏掛けだけでは寒い。
アフガンのニュースが毎日報道されているが、日本関係者約500人がまだ現地に残されているという。日本人大使館員はすでに隣国に逃れているという話を聞くと、逆にユダヤ人にビザを発給した杉原氏のことである。彼はリトアニア副大使の時代に外務省の指示に逆らいユダヤ人にビザを発給し続けた。そのことで外務省から解雇されたわけだが、後に世界中から称賛された。でも彼はなぜそれをしたのだろうか?
彼は貧しい家の生まれだったが、公費で学び語学に堪能で6か国語を話したそうだ。彼には無一文になった時が二回あったそうだ。一回目はハルピンに渡った時、二回目はロシア人妻と離婚をしたとき。彼はユダヤ人にビザを発給するとき解任されるのを覚悟していたという。金や地位などを捨ててもいい、組織に背いてもいい後悔しないという彼の人生観がそこにある。
それに対し、今回のアフガンでは大使館員が先に逃げるというのはどうなのだろう。しかしそれが日本の公務員なのだ。日本の組織は指示に従わなければ処分を受ける。彼らエリートは人としての基本的ルールより組織のルールを守ることが当然とされ、組織や自分を守ることが一番大切なのかもしれない。
まあ杉原氏と比較することはかわいそうである。人が良ければ上手に世間を渡るのは難しい。ただ退職した後に、後悔しなければよいのだが。